2005年12月12日(月) 17時52分
米IDC、ブルーレイ勝利を予想(WIRED)
調査会社の米IDC社はこのほど、年末恒例の『来年のIT業界予想』(2006年版)を
http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS20019205 発表した。次世代DVDの規格争いでは、『ブルーレイ・ディスク』側の勝利を予測。大きなトレンドとしては、ハイテク各社が米グーグル社の手法を追いかける「グーグル効果」が続くという。
ブルーレイの勝因には触れていないが、「ブルーレイが勝者になる」という表現で断定的に予想している。次世代DVDをめぐっては、別の調査会社の米フォレスター・リサーチ社も、10月時点でブルーレイに軍配を上げ、注目を集めた。
一方、グーグル社は、「ソフト」が実現していた機能を「サービス」として提供する取り組みを続けているが、米マイクロソフト社や米ヤフー社の追随が目立っている。IDC社は、この動きを「グーグル効果」と命名、2006年の重要な要素になると指摘した。
そのほか、マイクロソフト社を含むハイテク巨人が、オープンソース陣営のように開発コミュニティを形成することに関心を強めるという。世界のIT売上高は前年比5.5%増となり、2005年の6%より伸びが鈍るとみている。
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(WIRED) - 12月12日17時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000005-wir-sci