2005年12月12日(月) 13時31分
セーフガードで特例措置 牛肉輸入再開で農水省(共同通信)
農水省は12日、米国・カナダ産牛肉の輸入再開で輸入急増が予想されるため、牛肉の輸入急増時に関税を引き上げる緊急輸入制限(セーフガード)の発動条件を2006年度に限って変更すると発表した。
牛肉のセーフガードは3カ月ごとの輸入量を合計し、前年同期比伸び率が17%を超えた場合、関税率を38・5%から50%に引き上げる。03年12月の米国産禁輸で輸入量が落ち込んでいるため、06年度は伸び率算定の基準年を禁輸前の02年度と03年度の平均輸入量に変える。伸び率の基準(17%超)は変更しない。
セーフガードは輸入の急増時に国内農家を保護するための制度。
(共同通信) - 12月12日13時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000111-kyodo-bus_all