2005年12月07日(水) 21時33分
出版会社社長らを起訴 「がん消えた」と違法広告(共同通信)
「がんが消えた」などとキノコの一種メシマコブの健康食品を宣伝、販売したとして、東京地検は7日、薬事法違反(承認前の医薬品広告など)の罪で、「史輝出版」(東京)役員で「ライブ出版」(同)社長木村真木容疑者(49)、健康食品販売会社「プレーン」社長村上良則容疑者(40)と両社を起訴した。
また、別のキノコのアガリクスの健康食品を宣伝、販売したとして同法違反罪で健康食品販売会社「オアシス」(山梨県笛吹市)の社長堀内信吾容疑者(32)と会社員沼沢浩明容疑者(43)、オアシスと発行元のノア出版(東京)を起訴した。
起訴状によると、木村被告らは2003年5−11月に出版した本で承認前医薬品「水溶性メシマコブV」を宣伝。堀内被告らは03年11月ごろ出版した本で同様に「生・発酵アガリクス」を宣伝した。いずれも無許可販売もしていた。
ほかに逮捕された3人は処分保留で釈放した。
(共同通信) - 12月7日21時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000294-kyodo-soci