2005年12月06日(火) 19時26分
いすゞが21万台リコール エルフなどトラック3車種(共同通信)
いすゞ自動車は6日、前輪の緩衝装置の部品に不具合があったとして、小型トラック「エルフ」など3車種、計約21万9000台(1993年4月−2004年10月生産)のリコールを国土交通省に届けた。
タイヤの振動を吸収する部品の強度が不足しているため、ゴム製のカバーが損傷し水分などがしみこんだ場合に摩耗が急速に進行。そのまま使用し続けると部品が外れ、ハンドルが利かなくなるという。
01年11月以降に計78件の不具合報告があり、昨年5月には千葉市稲毛区の東関東自動車道で、走行中のトラックがガードレールに接触する物損事故が起きた。
リコールの対象はエルフのほか、いすゞ自動車が製造し、日産自動車が販売した「アトラス」と日産ディーゼル工業が販売した「コンドル」。
(共同通信) - 12月6日19時26分更新
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