2005年12月05日(月) 21時01分
シックハウスで契約解除認める=マンション会社に賠償命令−東京地裁(時事通信)
シックハウス対策をうたっていたのに、症状が出て入居できなかったとして、東京都台東区のマンションを購入した40歳代の夫婦が、建築、販売した「ベル・アンド・ウイング」(東京都港区)を相手に約5600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5日、東京地裁であった。杉浦正樹裁判官は「室内の化学物質濃度は基準値以上で、売買契約が前提とした品質水準に達していない」と述べて契約解除を認め、代金など計約4800万円の賠償を命じた。
原告側弁護士によると、新築住宅などで発生する化学物質が原因の健康被害「シックハウス症候群」をめぐり、売り主に賠償を命じた判決は異例。
(時事通信) - 12月5日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051205-00000138-jij-soci