2005年11月26日(土) 07時09分
資金難から名義貸しか 西村議員が違法活動黙認(共同通信)
西村真悟・民主党衆院議員(57)=比例代表近畿ブロック=の法律事務所元職員らによる弁護士法違反(非弁活動)事件で、逮捕された鈴木浩治容疑者(52)を職員として雇用した当時、西村議員の事務所では人件費などがかさみ、政治活動を続けていく上で負担となっていたことが関係者の証言で26日、分かった。
大阪地検特捜部などは、西村議員が事務所運営上の資金難から違法な活動を黙認し、名義貸しを続ける結果になった疑いもあるとみて秘書らから事情聴取。詰めの捜査を進めている。
これまでの調べで、鈴木容疑者は、西村議員の弁護士印を使って無資格で交通事故の示談交渉をし、依頼人が受け取った保険金の1割を報酬として受領。議員側と折半していたことが判明している。
(共同通信) - 11月26日7時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000023-kyodo-soci