2005年11月22日(火) 03時01分
スパイウエアで1140万円引き出す 34歳の男起訴(産経新聞)
パソコンの個人情報を盗み取る「スパイウエア」と呼ばれるソフトを使って、金融機関の口座から勝手に送金させていたとして、東京地検は二十一日、電子計算機使用詐欺と不正アクセス禁止法違反罪で無職、平山喜一容疑者(34)=千葉市若葉区=を起訴した。
起訴状などによると、平山被告らは、他人の無線LANを経由してスパイウエアをしのばせたメールを川崎市の貴金属販売会社に送付し、同社のネットバンキング用IDやパスワードを取得。今年七月一日、ジャパンネット銀行の同社口座から、自分たちが管理する他人名義の口座に二十一万六千円を送金した。
平山被告は、同銀行やみずほ銀行など四銀行の十口座から総額千百四十万円を不正に引き出していた。
(産経新聞) - 11月22日3時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000024-san-soci