2005年11月21日(月) 20時24分
22都府県で194件関与 強度偽造の姉歯事務所(共同通信)
耐震強度偽造問題で、千葉県は21日、姉歯建築設計事務所が設計に関与した共同住宅は1996年以降、これまで明らかになったものを含め、少なくとも6都県で89棟に上ると発表した。
共同住宅以外にも個人住宅や鉄塔、寺など、20都府県の105件の設計にもかかわっており、合計では22都府県の194件になる。
千葉県の聞き取り調査に対し、姉歯秀次1級建築士はこれまで明らかになった21棟以外では、構造計算書の偽造はしていないと話しているという。
姉歯建築士は、建築士法で義務付けられた帳簿を作っておらず、所在地が分からない建築物も20件(うち共同住宅3棟)ある。千葉県は偽造の有無を確認してもらうため、全都道府県に資料を提供した。
(共同通信) - 11月21日20時24分更新
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