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調べでは、女性は１０月初め、実在しない「財務省管轄支局訴訟管理事務局」を差出人として「民事訴訟最終告知通達書」と書かれたはがきを受け取った。「あなたの契約不履行による訴訟が提起される」として、取り下げてほしければ指定された連絡先に電話するようにとの内容だった。
女性は身に覚えはなかったが、電話すると「弁護士を紹介する」「万一のために備えた方がいい」と言われ、指定された口座に１０月５日から今月１５日までの間、二十数回にわたり計約２０００万円を振り込んでしまったという。全額が引き出されていた。
振り込んだ額が大きくなったため、不審に思った女性が１７日に手稲署に相談し、発覚した。
ZAKZAK 2005/11/19