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ソフト開発販売のカプコンが二〇〇三年九月に発売したゲームで、指令に従い、殺人を繰り返していく。残虐な描写やゲーム内容が子どもに悪影響を及ぼすとして、神奈川県が全国に先駆け今年六月、埼玉県も九月に有害図書に指定している。
「粗暴性、残虐性、犯罪を誘発する性質を有するため、青少年の健全な育成を阻害する恐れがある」として、先月十七日に諮問した。
同部会では、出席した委員が編集したゲーム画面を見て審議。委員からは「殺人シーンが残虐」「子どもへの影響が大きい」など、指定に賛成する意見が相次いだ。
条例で有害図書に指定されると、十八歳未満の青少年への販売が禁じられる。販売店は区分販売が義務付けられ、ほかの図書から離したり、間仕切りをしたり、床から一メートル五〇以上の高さの場所に陳列しなければならないなどの規制を受ける。違反した場合は三十万円以下の罰金または科料。
二週間ほどで県が指定を告示、同時に指定が発効する。
(林 容史)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20051118/lcl_____cba_____002.shtml