2005年11月17日(木) 20時18分
光文社に110万賠償命令 中村元法相めぐる記事(共同通信)
週刊誌「FLASH」の記事で名誉を傷つけられたとして、中村正三郎元法相と、元法相が社長を務めていた会社が、発行元の光文社に約1000万円の賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は17日、中村元法相に110万円を賠償するよう、同社に命じた。
判決によると、同誌2003年9月16日号は「違法と糾弾された中村元法相『石垣島リゾート開発』」の見出しで、中村元法相と会社が、02年にホテルのコテージ建設に際し、隣接地が農地法の規制で取得できない土地と知りながら違法に売買契約を進めた、などとする記事を掲載した。
判決理由で水野有子裁判長は「元法相が社長だったのは1991年5月までで、それ以降は役員でもなく、違法性を知りながら契約を進めたとの部分は真実の証明がない」とした。
(共同通信) - 11月17日20時18分更新
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