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2005年11月17日(木) 10時13分

リフォーム訴訟で判決 認知症男性が返還求め共同通信

 「工事をしなければ家が駄目になる」と虚偽の説明をしてリフォーム工事契約を結ばせたとして、札幌市豊平区の認知症の男性(80)が業者に工事代金の返還と慰謝料など計約690万円の支払いを求めた訴訟の判決が17日、札幌地裁(橋本修裁判官)で言い渡される。
 訴えによると、男性は70代の認知症の妻と2人暮らし。業者は昨年7月、工事をしなければ家が駄目になってしまうと信じ込ませ、床下を乾燥させるとして大量の調湿剤をまき、「灯油タンクの配管が切れている」とだましてタンクの入れ替え工事をした。男性は、この業者に計約500万円を支払った。業者は当時「北海道下水保安協会」と名乗っており、原告側は公的機関と誤解させるとしている。
(共同通信) - 11月17日10時13分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051117-00000060-kyodo-soci