2005年11月16日(水) 20時37分
「バイオテロの可能性大」 HPに不適切記載(共同通信)
茨城県や埼玉県の4養鶏場で鳥インフルエンザのウイルスや抗体陽性反応が出た鶏卵生産最大手の「イセ食品」(東京)のホームページ(HP)に、ウイルスの感染経路について「バイオテロの可能性が高いと考えられる」との不適切な記述があったことが16日、分かった。
農水省の感染経路究明チームは先月末、「バイオテロの可能性は低い」との中間報告をまとめており、茨城県畜産課の鹿志村均課長は「原因が分かっていない段階で第三者がかかわっているような言い回しは不適切」としている。
イセ食品は取材に対し「HP作成は中間報告の前だった。可能性が高いと表現したことは誤りだった」とし、16日夕になって「バイオテロの可能性も考えられる」と記述を訂正した。
(共同通信) - 11月16日20時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000234-kyodo-soci