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2005年11月15日(火) 17時32分

米連邦地裁、スパイウェア配布企業に業務一時停止命令WIRED

 米カリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地裁が、スパイウェアをばらまいていたインターネット企業3社に対し、業務の一時停止命令を下した。米連邦取引委員会(FTC)の http://www.ftc.gov/opa/2005/11/enternet.htm 告発を受けたもので、無料ソフトなどでネットユーザーを誘い込み、悪意あるコードをダウンロードさせていたという。FTCが11月10日(米国時間)発表した。

 命令を受けたのは、カリフォルニア州のエンターネット・メディア社とコンスパイ社、オハイオ州のアイウェブチューンズ社。FTCは、3社が詐欺的な方法でネットユーザーにスパイウェアをダウンロードさせ、不正に収入を得ていたとしている。

 これらの企業のサイトにアクセスすると、パソコン画面に「インストール・ボックス」がポップアップ表示され、無料の音楽ファイルや歌詞、携帯電話向け着信音や待ち受け画面、ブラウザーのぜい弱性に対処するアップグレードソフトやセキュリティーパッチを提供すると呼びかける。ダウンロードすると、スパイウェアがパソコンにインストールされるという。

 また、アイウェブチューンズ社のサイトでは、ブログサイト向けにBGMを流すプログラムを無料でダウンロード提供し、悪意あるコードを広めようとしていた。BGMプログラムを組み込んだブログに読者がアクセスすると、パソコン画面にセキュリティー警告が表示され、「システムのアップグレード」を促す。これをクリックするとスパイウェアがダウンロードされるという。



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(WIRED) - 11月15日17時32分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000006-wir-sci