2005年11月14日(月) 19時16分
元顧問に1億円賠償命令 大和都市管財事件(共同通信)
破たんした抵当証券会社「大和都市管財」(大阪市)グループの詐欺事件をめぐり、元顧客7人が、同社の違法な手形商法の考案や販売に関与したとして、グループ会社の菊田昌人・元社長(68)に損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は14日、請求通り計約1億円の支払いを命じた。
判決理由で本多俊雄裁判長は「価値のない金融商品であることを知りながら、違法な販売をほう助した」と指摘した。
顧問だったとされる元弁護士(60)も訴えられたが、解決金1000万円を支払うことで既に和解が成立。元弁護士は「違法行為はなかったことを前提に、道義的意味で和解に応じた」としている。
(共同通信) - 11月14日19時16分更新
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