2005年11月11日(金) 21時03分
<広島大病院>元入院患者ら1298人の情報入りPC盗難(毎日新聞)
広島大病院(広島市南区)は11日、眼科の元入院患者ら計1298人の氏名や病名、入院経過などを記録したノートパソコンが今月4日に病棟から盗まれたと発表した。これまで不正利用などの被害はないが、広島南署が窃盗事件として捜査している。同病院は10日付で元患者らに謝罪文などを郵送した。
同病院によると、4日午前9時ごろまで、眼科医が病院東棟10階の医長室で使用していたが、同午後5時半ごろ、別の医師が盗難防止用のケーブルワイヤーごとなくなっていることに気付いたという。同室にあった別のパソコン2台に被害はなかった。同室はナースステーションの中にあり、入り口は施錠されてなかった。情報を見るにはパスワードが必要という。
浅原利正病院長は「再発防止のため監視カメラの設置などを検討したい」と話した。【吉川雄策】
(毎日新聞) - 11月11日21時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000142-mai-soci