2005年11月11日(金) 00時19分
スパイウェア初摘発 1140万被害(共同通信)
パソコンの個人情報を盗む「スパイウエア」で企業がインターネット決済に使うIDなどを入手、預金を詐取したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは10日までに、不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで千葉市若葉区若松町、無職平山喜一容疑者(34)を逮捕。東京都江戸川区の元会社員の男(31)を指名手配した。
警視庁によると、スパイウエアを使った事件の摘発は全国初。
平山容疑者は同じ手口で、企業や個人の計10口座から計1140万円を自分の口座に移していた。千葉銀行(千葉市)などのネット決済利用企業にスパイウエアを仕込んだCD−ROMが送付された事件への関与についても「全部おれたちがやった」と供述しているという。
(共同通信) - 11月11日0時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000004-kyodo-soci