2005年11月10日(木) 17時00分
乗っ取り屋に懲役8年求刑=検察側「病院経営危機に」−大阪地裁(時事通信)
病院乗っ取りグループによる医療法人の資金横領事件で、業務上横領の罪に問われた大阪府堺市の医療コンサルタント新田修士被告(65)に対する論告求刑公判が10日、大阪地裁(中川博之裁判長)であり、検察側は「公共性の高い病院の経営を危機にさらした行為は許されない」として懲役8年を求刑した。
検察側は「被告は病院の資産を食いつぶした上で、高額で転売しようとした」と指摘。「1法人が倒産したことで医師ら約100人が職を失い、入院患者は転院させられた」と述べた。
新田被告は起訴事実を否認している。
(時事通信) - 11月10日17時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000094-jij-soci