2005年11月08日(火) 17時45分
水道メンテナンス詐欺:管理料詐取の被告に有罪判決−−福岡地裁 /熊本(毎日新聞)
一人暮らしの大学生らを狙って水道の管理契約登録料をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた福岡市早良区、「住宅水道設備」経営、黒木大輔被告(23)に対し、福岡地裁(平島正道裁判官)は7日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)を言い渡した。
判決によると、黒木被告は昨年3月〜今年5月、3人の従業員と共謀し、福岡市や佐賀市、熊本市などの計17人に「毎月500円払えば、水道設備の故障などを無料で修理する」などとウソを言って計約23万円をだまし取った。住宅水道設備には、故障を修理する技術を持った従業員はいなかった。
平島裁判官は「起訴分を含めて1000人以上の被害者から1000万円以上をだまし取った。終始犯行を主導し、利益の大半を遊興費に浪費し、刑事責任は一番重い」と指摘した。
11月8日朝刊
(毎日新聞) - 11月8日17時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000282-mailo-l43