2005年11月07日(月) 08時55分
認知症姉妹などに不要リフォーム、業者を捜索(読売新聞)
不要なリフォームで高齢者から現金をだまし取っていたとして、埼玉県警生活環境2課と東入間署は7日朝、京都府警と共同で、リフォーム会社「幸輝(こうき)」(本社・大阪府吹田市)に対し、詐欺と特定商取引法違反(不実の告知)容疑で捜索に乗り出した。
すでに両容疑で同社の元従業員の男2人の逮捕状を取っており、同日にも逮捕する。 同社は埼玉県富士見市の認知症(痴呆(ちほう))の姉妹方でも屋根裏の補強工事など3件を計約600万円で契約しており、同課などは、不要な工事だった可能性があるとみて追及する。
調べでは、同社の元従業員の男2人は昨年、同県上尾市の男性(71)方を訪れ、「柱がゆがんでいる」などとウソを言って耐震工事を行い、四十数万円をだまし取った疑い。富士見市の認知症姉妹方の工事は、NPO法人によると、実際の値段は約190万円と査定された。
(読売新聞) - 11月7日8時55分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051107-00000202-yom-soci