2005年11月07日(月) 19時00分
186人に計1億円返還 アイフル訴訟、4割が和解(共同通信)
消費者金融大手「アイフル」(京都市)に法定金利を上回る利子を払わされたとして、全国の債務者483人が過払い金など約3億8000万円の返還を求めた訴訟で、アイフル被害対策全国会議(神戸市)は7日、これまでに約4割に当たる186人が同社と和解したと発表した。
アイフルが計約1億800万円を支払う。返還請求額計約1億2000万円の約9割が返還されることになる。
同会議事務局の辰巳裕規弁護士によると、4日時点で和解が成立したのは東京、大阪、愛知など22都府県の原告。
辰巳弁護士は「過払いなどによって生じる多重債務の問題は自己破産や家庭内暴力の背景にもなっている。違法な金利で払わされたお金は当たり前に返ってくるということを多くの人に知ってほしい」と話している。
(共同通信) - 11月7日19時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051107-00000172-kyodo-soci