2005年11月06日(日) 21時01分
汚染原因はフェロシルト=製造段階で六価クロム生成—石原産業陳謝・三重県検討委(時事通信)
土壌埋め戻し材「フェロシルト」の埋設地から六価クロムなどの有害物質が検出された問題で、三重県の検討委員会が6日、名古屋市内で開かれ、製造段階で六価クロムが生成していたとの見解をまとめた。製造元の石原産業が同県に届け出ていた製造方法で造った試作品にも六価クロムが含まれていたことや、同社四日市工場の製造工程から抜き取った中間製品のサンプルからも検出されたことから、「汚染原因はフェロシルトそのもの」と結論付けた。
同県は既に、廃棄物処理法違反の疑いで同社を県警に告発。県警は近く、強制捜査に踏み切る方針。
(時事通信) - 11月6日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000059-jij-soci