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千葉県警は電子計算機使用詐欺などの容疑で捜査を開始、CDの任意提出を受け、振り込みの仕組みなどを調べている。確認できただけで3社にCDが送られていた。
また金融庁は同日、パソコンに侵入して情報を集めるソフト「スパイウエア」がCD—ROMに仕込まれていた可能性が高いと判断、全国銀行協会に加盟行の被害情報があれば把握するよう要請した。
千葉銀によると、CDは10月に顧客に郵送。「セキュリティーに関する大切なソフトです。パソコンにインストールしてください」との説明文が付いていた。
指示に従った1社が、10月下旬に預金口座の通帳を確認すると、全く関係ない口座に数100万円の振り込みをした記録があったという。
千葉銀がサービスを利用している約6000社に確認した結果、ほかに2社に同様のCD—ROMが届いていたが、使わなかったため被害はなかったという。
ZAKZAK 2005/11/02