2005年11月01日(火) 00時41分
ネット広告に「指名手配犯」、警察庁が情報求め(読売新聞)
警察庁は、オウム真理教の特別手配犯3人など計5人の指名手配者について、インターネット検索サイトの広告スペースを利用して情報提供を求めることを決めた。
ネット検索最大手「ヤフー」が今夏、徳島県警から殺人容疑で手配中の被疑者の顔写真などを無償で掲載したところ、大きな反響があったことを受けたもので、今月7日から掲載する予定だ。
1日から始まった指名手配容疑者の捜査強化月間に合わせた取り組みで、オウム真理教の平田信(40)、高橋克也(47)、菊地直子(33)の3容疑者と、北海道警が殺人容疑で手配し、時効が12月に迫っている長田良二(37)、広島県警が銃刀法違反容疑などで手配している宮田紀之(29)両容疑者の合わせて5人を掲載する。
今年7〜8月、徳島県警の要請を受けた「ヤフー」が、広告スペースに殺人容疑で指名手配中の小池俊一容疑者(45)の顔写真を掲載したところ、小池容疑者の知人がラジカセで録音した同容疑者の肉声を提供するなどの反響があった。現在、同県警のホームページでこの肉声を聞くことができる。
小池容疑者は逮捕されていないものの、広報効果が高いとして、警察庁でもネットの広告スペースを初めて利用することにした。
(読売新聞) - 11月1日0時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051031-00000217-yom-soci