2005年10月25日(火) 12時09分
勉強足りないと委員長 ATM隠しカメラで苦言(共同通信)
村田吉隆国家公安委員長は25日の閣議後の記者会見で、UFJ銀行の現金自動預払機(ATM)に隠しカメラが仕掛けられた事件について「外国で頻々と起こっていることで、まさに勉強が足りないと思った」と述べ、銀行側の対応に苦言を呈した。
警視庁の調べでは、隠しカメラはATM内のキャンペーン用チラシを入れる小箱に仕掛けられており、村田委員長は「泥棒にとっては格好のポジションで、銀行が余分なものをつけて犯罪を招くようなことをしてはいけない」と述べた。
その上で「銀行が犯罪についての情報を集めて、客を巻き込まないよう研究していかなければならない」と指摘。「警察庁としても情報を提供するのはやぶさかではない。ぜひとも問い合わせにきてもらいたい」と締めくくった。
(共同通信) - 10月25日12時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000094-kyodo-soci