2005年10月22日(土) 10時43分
取引詐欺事件の被告死亡 広島の山中、自殺か（共同通信）
外国為替証拠金の取引仲介業者「ファーストクラブ」が顧客から現金をだまし取った事件で、組織犯罪処罰法違反の罪に問われた同社元専務長尾和久被告（５５）＝広島市＝が広島県内の山中で死亡していたことが２２日、分かった。
関係者によると、遺書が見つかり、自殺とみられる。３月に保釈され、公判では懲役６年の求刑だったが、１９日の福岡地裁の判決に出廷しなかった。地裁は公訴棄却の決定をする見通し。
起訴状によると、長尾被告は同社元会長山田恵男被告（６３）＝同罪で起訴＝らと共謀。２００１−０３年に高齢者ら計１０人に「確実にもうかる」などと持ちかけ、計約１億４０００万円をだまし取った。
（共同通信） - 10月22日10時43分更新
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