2005年10月22日(土) 17時20分
アイフル:過払い金返還訴訟 債務者14人と和解−−地裁 /広島(毎日新聞)
大手消費者金融会社「アイフル」(本社・京都市)に利息制限法の上限を超える金利を支払わされたとして、県や島根県の債務者14人が同社に過払い金返還など約1200万円の支払いを求めた訴訟は21日、広島地裁で和解した。同社が債務者14人に和解金約1200万円を支払う。
原告側弁護士によると、和解を提案すると、「慰謝料でなく和解金名目なら」との返事があり、応じたという。同社は「裁判を長引かせるより、早期和解が互いのメリットになると判断した」とコメントを出した。
全国の弁護士や司法書士らでつくるアイフル被害対策全国会議事務局によると、同社を巡る過払い金返還訴訟では、全国32都府県の債務者約480人が約3億7600万円の支払いを求めている。【下原知広】
10月22日朝刊
(毎日新聞) - 10月22日17時20分更新
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