2005年10月20日(木) 18時01分
リフォーム詐欺7人逮捕 大阪、兵庫で被害11億円か(共同通信)
高齢者を狙った住宅リフォーム商法をめぐり、兵庫県警生活経済課は20日、不要な工事で代金を詐取したとして、詐欺容疑で神戸市のリフォーム会社「栄幸」社長上村敏和(35)=同市兵庫区、建設業法違反で逮捕、同社専務藤原達男(40)=同市中央区、同=ら3容疑者を再逮捕、新たに同社常務赤木一志容疑者(42)=同市兵庫区=ら4人を逮捕した。
同社などのグループは約4年間に大阪、兵庫両府県で約600人と計約11億5000万円のリフォーム契約を結んでおり、県警は余罪を追及する。
調べでは、上村容疑者らは今年2月、神戸市内の無職男性(88)宅を訪れ、耐震診断を装って畳を上げるなどして「床下が傾いている。すぐに補強工事が必要」と勧誘。3月下旬、工事代金約180万円をだまし取った疑い。
同社は藤原容疑者が以前勤めていた別のリフォーム会社の勧誘マニュアルをコピーして営業担当者らに使わせていた。
(共同通信) - 10月20日18時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000188-kyodo-soci