2005年10月19日(水) 00時00分
新潮社に330万円賠償命令=裸婦画問題で弁護士の名誉棄損−京都地裁(時事通信)
京都弁護士会館(京都市中京区)に飾られた裸婦画について意見書を出した同会所属の女性弁護士(43)が「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、京都地裁(中村哲裁判長)は18日、同社に330万円の支払いを命じた。
中村裁判長は取材内容に証拠が不足していることや、虚偽の疑いがある記載が含まれることを指摘。「氏名や顔写真を載せ、弁護士の社会的評価を低下させた。名誉棄損行為の違法性は軽視できない」と述べた。
(時事通信) - 10月19日0時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000177-jij-soci