2005年10月17日(月) 23時31分
「リサイクル法は不公平」スーパーが国など賠償提訴(読売新聞)
容器包装リサイクル法に基づき、食品包装用のトレーなどをリサイクルする際にかかる費用のうち、小売業者の負担が重すぎるとして、食品スーパー「ライフコーポレーション」(清水信次会長兼社長)が17日、国と財団法人「日本容器包装リサイクル協会」に、計約6億1600万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
同法は、プラスチックなどの容器や包装材を製造、利用する業者にはリサイクルを義務づけており、自社で回収やリサイクルが出来ない場合は、国が指定する法人と委託契約を結び、処理費用を負担させている。同社は2000年度からの6年間、同協会に計6億1600万円の委託費を支払っているが、「容器の製造業者に比べ、小売業者の負担が著しく重く、不公平だ」などと主張。同法を制定した国にも賠償を求めた。
(読売新聞) - 10月17日23時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000319-yom-soci