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電話サービス事業に対する出資金募集は、平成電電の経営破たんが発表される直前まで続いており、一般投資家から不満が強まりそうだ。
投資家から資金を集めたのは、平成電電とは別会社の「平成電電システム」と「平成電電設備」(ともに東京)の二社。「予定基準配当8〜10%」の高利で運用すると新聞などで広告し、一口百万円で二〇〇三年九月から今年九月まで資金募集した。
二社は集めた資金で、電話事業の通信設備を購入、平成電電に貸し付け、そのリース料から配当金を支払っていた。
ところが今月八日、二社は平成電電からリース料が支払われず、今後の見通しも立っていないなどとして「十一日以降の配当金の支払いは見合わせていただく」という通知書を投資家に郵送。平成電電の破たんは、即時の解約、返金の理由にはならないとしているという。平成電電の幹部は「二社とも資本関係もない別会社。こちらからは何もコメントできない」としている。平成電電は「CHOKKA(チョッカ)」による格安通信サービスを実施、業界でも料金引き下げの旗振り役として知られてきた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051016/mng_____sya_____006.shtml