2005年10月14日(金) 17時16分

個人情報：島根銀行、顧客情報を紛失　職員、保存期間間違え廃棄　／島根（毎日新聞）

　島根銀行（松江市、田頭基典頭取）は１３日、出雲支店（出雲市姫原町）で１７８件分の顧客情報を記録した書類を紛失したと発表した。職員が書類の保存期限を間違えて廃棄したとみられ、外部への流出の可能性は低いと説明している。
　紛失した書類は、融資をした顧客に関するもの。顧客名、口座番号、貸出金と預金残高などが書かれていた。０２年４月〜０４年３月に作られたものの一部で、ファイル３冊分になるという。
　９月１４日に職員が顧客データを調べようとして、書類がないことに気づいた。同行の内規では、この文書の保存期間は３年で、期間を過ぎたものはシュレッダーで処分することになっているという。この件に関する問い合わせは、同行苦情相談窓口（０８５２・２４・１３９９、平日の午前９時〜午後５時）まで。【久野洋】

１０月１４日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000299-mailo-l32