2005年10月11日(火) 14時39分
「一太郎」訴訟、松下が上告断念(読売新聞)
ワープロソフト「一太郎」などを巡る特許権侵害訴訟の控訴審で逆転敗訴した松下電器産業(大阪府門真市)が、上告しない方針を決めたことが11日、分かった。
上告期限は14日で、ソフトを開発した「ジャストシステム」(徳島市)勝訴の知財高裁判決が確定する見通し。
この訴訟は、松下が「特許権を侵害された」として、ジャストシステムにソフトの製造・販売の中止などを求めたもので、1審・東京地裁は特許権侵害を認めて、製造中止などを命じたが、知財高裁は、松下の特許権そのものが無効と判断。1審判決を取り消し、松下の請求を棄却した。
松下電器産業広報グループの話「当社の主張が一部認められた部分もあり評価できるので、今回の判決を受け入れることにした」
(読売新聞) - 10月11日14時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051011-00000203-yom-soci