2005年10月05日(水) 15時00分
自殺予告者を迅速特定=ネット業者との連携指示−8月末で死者75人・警察庁(時事通信)
インターネット上で自殺予告や集団自殺を呼び掛けるサイトについて、警察庁は5日、全国の警察本部に対し、緊急性が高い場合はネット接続業者と連携して発信者を迅速に特定し、自殺防止に努めるよう指示した。
同庁によると、サイトで仲間を募って自殺する「ネット自殺」は急増しており、今年は8月末時点で昨年1年間より8件20人多い27件75人に上る。
事態の深刻化を受け、電気通信事業者協会や日本インターネットプロバイダー協会など4団体は、警察の照会に基づき情報を開示する際の指針を5日に正式決定。自殺決行日が迫り、動機や場所などが具体的に示されているサイトについて、発信者の氏名や住所、電話番号などを知らせるとした。
(時事通信) - 10月5日15時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000056-jij-soci