2005年09月27日(火) 17時24分
ヤミ金帝王、量刑不当主張 検察は追徴金求め結審(共同通信)
指定暴力団山口組系五菱会(現在は2代目美尾組)のヤミ金融事件で、不法収益を資金洗浄したなどとして組織犯罪処罰法と出資法違反の罪に問われた元幹部で「ヤミ金の帝王」と呼ばれた梶山進被告(56)ら3人の控訴審初公判が27日、東京高裁(仙波厚裁判長)で開かれた。
3人の弁護側はいずれも「1審判決の量刑は重すぎて不当だ」などと主張。検察側は「3人に追徴金(求刑約51億−13億円)を科さなかったのは誤り」などと主張し、結審した。判決は11月17日。
梶山被告は今年2月、1審東京地裁で懲役7年、罰金3000万円の判決を言い渡され、ほかの2人も懲役5年、罰金2000万−500万円とされた。検察側、弁護側の双方が控訴していた。
(共同通信) - 9月27日17時24分更新
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