2005年09月26日(月) 21時00分
リコール98案件終了=対象延べ264万台−欠陥隠し発覚1年半・三菱ふそう(時事通信)
三菱ふそうトラック・バスは26日、欠陥を把握しながら対策が遅れたトラック部品など計3案件について、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。同社の江頭啓輔会長は会見し「今回で区切りを付けたい」と述べ、一連の欠陥隠しに絡む届け出終了を表明。リコール対象は98案件、生産台数は延べ約264万台と空前の規模になった。
昨年3月、横浜市の母子死傷事故の原因となった車軸部品「前輪ハブ」の欠陥が発覚してから1年半を経た「決着」。国交省幹部は「同社が安全第一の姿勢を貫けるか厳しく監視していく」としている。
(時事通信) - 9月26日21時0分更新
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