2005年09月17日(土) 00時00分

ローソンは値下げ追随せず「中途半端は効果がない」（ZAKZAK）

　コンビニ業界２位のローソンの新浪剛史社長は１６日、都内で会見し、最大手のセブン−イレブン・ジャパンが飲料を値下げしたことに関連し「付加価値を高めることで勝負したい」と述べ、値下げに追随しない方針を明らかにした。

　セブン−イレブンは３日、売れ筋の５００ミリリットルペットボトル飲料７品目を１４７円から１２５円に値下げ。イオン系の中堅コンビニのミニストップが追随しており、他の大手の動向が注目されていた。

　新浪社長は「１本１００円ぐらいに下げれば客数の増加が期待できるが、中途半端にやっても効果はない。下げた商品は売れるが、値下げしない商品は落ち込む結果になる」とプラス効果は小さいと分析した。

　ローソンとしては、１４７円でも「納得してもらえる商品の強化を進める」（新浪社長）方針で、低価格のニーズが高い地域には税別で単品価格が１００円の商品を充実させた「ストア１００」型の店舗で対応していく考えだ。

ZAKZAK 2005/09/17

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_09/t2005091705.html