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東京国税局によると、なくなったのは、滞納などを担当する徴収部と、法人課税を担当する課税二部が管理するパソコン各一台。徴収部のパソコンは、一時的に納税者約四十七万人分のデータを入れて作業をした後になくなっており、データを消去したかどうかの確認が取れていないという。
データは、二〇〇三年分所得税の確定申告で収入金額一千万円以上の個人事業者の氏名、住所、電話番号、申告所得税の納税額、口座番号などが含まれているという。
同国税局は「パソコンは、正確なIDとパスワードを入力しないと起動されず、データは暗号化されているため、情報流出の可能性は極めて低い」としている。いずれのパソコンも共有で鍵のかかる部屋の中で保管されていた。他に被害にあった金品はなく、鍵が壊された形跡もなかったという。個人データが入っていた可能性がある徴収部のパソコンは八月二日に最後に使用した後、所在が確認できなくなった。課税二部のパソコンは、担当者が三月下旬からなくなっていることに気付いていたが、職員が仕事で外に持ち出すこともあったため不審に思わなかったという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050916/eve_____sya_____005.shtml