2005年09月14日(水) 19時31分
1年間無償で使える「キングソフトインターネットセキュリティ2006」が公開(impress Watch)
写真:インプレス
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中国金山軟件股〓有限公司(〓はにんべんに“分”)の日本法人であるキングソフト(株)は13日、日本市場参入の第1弾となる統合セキュリティ対策ソフト「キングソフトインターネットセキュリティ2006」を公開した。Windows 98/Me/2000/XPで動作するシェアウェアで、現在、同社のホームページや窓の杜からダウンロードできる。
本ソフトはウイルス対策、ファイヤーウォール、スパイウェア駆除の3ソフトを同梱しながら、年間利用料が980円と安価なのが特長。さらに同社では、インストール台数が100万台に達するまでは、インストールしたユーザー全員がすべての機能を1年間無料で試用できるキャンペーンを実施する。インストール台数は初回のオンラインアップデート時にサーバー側でカウントされ、この際にユーザーが個人情報を送信する必要はない。キャンペーン終了後の試用期間は半年間としている。
ウイルス対策ソフトの「キングソフトアンチウイルス2006」では、ファイルの実行・コピーやメールの送受信をリアルタイムに監視してウイルスを検知・駆除できる。また、「Interent Explorer」やIEコンポーネントを使用したWebブラウザーの使用時に、悪意のあるスクリプトやActiveXの実行を自動で阻止する“ウェブページスキャン”機能も備えている。
ファイヤーウォールソフト「キングソフトパーソナルファイアウォール2006」では、プログラムによるインターネットへのデータ送信を監視して、ユーザーに各データ送信を許可するかどうかを尋ねることで、ユーザーが許可したプログラム以外からの送信を遮断することが可能。さらにスパイウェアによる情報送信を遮断する“スパイファイアウォール”機能や、別マシンからの通信を遮断する機能もある。
遮断する通信内容の設定は、セキュリティレベルを“高”、“中”、“低”の3段階から選ぶだけで本ソフトお勧めのものが適用される。また、上級者向けに遮断する通信ポートなどを直接指定できる詳細設定も用意されている。
「キングソフトアンチスパイ2006」は、非常駐型のスパイウェア駆除ソフト。インストール後自動では起動しないので、デスクトップに作成されるアイコンなどから起動しよう。ワンクリックでマシン内のスパイウェア検索と駆除を行えるほか、Windows起動時に自動実行されるファイルを一覧表示し、不要なものを自動実行しないように設定することが可能だ。
なお本ソフトはインストール方式を“標準”のままでインストールすると、「Internet Explorer」のアドレスバーなどで日本語検索を可能にする「JWordプラグイン」が同時にインストールされる。不要な場合はインストーラーで“カスタム”を選んで“拡張機能”から“JWord(日本語キーワード)”のインストールをOFFにするとよいだろう。
【著作権者】キングソフト(株)
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 980円(税込み)(年間利用料)
【バージョン】1.0(05/09/14)
□Kingsoft Japan Corp.
http://www.kingsoft.jp/
□窓の杜 - キングソフトインターネットセキュリティ2006
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/security/antivirus/kngsftscrty.html
(中村 友次郎)
(impress Watch) - 9月14日19時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000015-imp-sci