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インターネット大手が馬券販売に乗り出すのは初めてで、孫正義社長は「岩手競馬でうまくいけば、他の地方競馬や日本中央競馬会(JRA)でも展開していきたい」としている。
ソフトバンクは、岩手競馬のウェブサイトを開設し、出走馬、騎手など関連情報を提供。また岩手競馬の全レースをブロードバンド(高速大容量)通信サービス「ヤフー!BB」を通じてインターネット中継するほか、岩手競馬の専用ブログ(日記風サイト)も立ち上げる。
ソフトバンクとの提携により、岩手競馬は電話とインターネット経由の馬券販売高を04年度の8億円から将来的に80億円に伸ばす計画だ。
盛岡市と水沢市に競馬場を持つ岩手競馬の売上高は1991年度の約700億円をピークに低落し、05年度は300億円程度に落ち込むと予想されている。累積赤字も04年度末には140億円に達しており、経営再建が急務となっていた。
岩手競馬は馬券のネット販売に関してライブドアなど複数のネット企業と交渉してきた。ソフトバンクとの提携に踏み切った理由について、増田寛也岩手県知事は「営業や企画力、技術力が優れていた」と説明した。
ZAKZAK 2005/09/06