2005年08月31日(水) 17時49分
弁護士有志が相談窓口継続 相次ぐ閉鎖で受け皿に(共同通信)
兵庫県弁護士会に所属する弁護士有志が31日、尼崎JR脱線事故の遺族や負傷者らを対象にした無料電話相談窓口を9月1日に開設することを決めた。
兵庫県弁護士会が開設した窓口は7月末で終了し、大阪弁護士会の窓口も8月末で閉鎖。兵庫県弁護士会所属の21人が「やっと平静さを取り戻し、法律的な問題にも目を向けられるようになった被害者が捨て置かれるようなことがあってはいけない」と新たな受け皿を設け、損害賠償や補償交渉などの相談に応じることにした。
連絡先は芦屋西宮市民法律事務所、電話0798(68)3161。平日の午後2時から4時まで受け付ける。
呼び掛け人の1人、武本夕香子弁護士は「途方に暮れている被害者はまだ多い。終了時期を定めず、できる限り続けていきたい」と話している。
(共同通信) - 8月31日17時49分更新
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