2005年08月31日(水) 03時13分
女生徒に悪いことしたと電話、教諭の母から200万円(読売新聞)
大阪府立高校の男性教諭(53)宅(兵庫県尼崎市)に「息子さんが女子生徒に悪いことをした。示談金がいる」との電話がかかり、母親(81)が200万円をだまし取られていたことが30日、府教委の発表でわかった。
同じ日に同市内の別の教諭宅にも同様の電話があったことも判明。尼崎北署は、公立学校教諭の不祥事が多発していることにつけこんだ連続振り込め詐欺事件とみて捜査している。
府教委などによると、29日朝、学校関係者を名乗る男から男性教諭宅に電話があり、男は「新聞ざたになる。示談するから200万円振り込んでほしい」と要求。本人になりすました男も電話口に出て「ごめん」と泣き出したため、母親は指定された同市内の銀行口座に200万円を振り込んだという。
同日午後2時ごろには、同市内の別の教諭宅にも、「息子さんが女子高生を裸にした。示談金200万円がいる」と電話があった。男は「息子に連絡すると共犯になる」と脅したが、70歳代の母親が教諭と連絡をとり、被害を免れた。
(読売新聞) - 8月31日3時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000517-yom-soci