2005年08月11日(木) 11時39分
デルの店頭販売員、自社で面接後に派遣扱いで採用か(読売新聞)
米大手パソコンメーカー、デルの日本法人「デル」(本社・川崎市)が、店頭販売員を確保する際、自社で面接を行ったうえで、人材派遣会社から派遣させる形で働かせていた疑いが強まり、神奈川県警幸署は、職業安定法違反容疑で同社と当時の採用担当者ら数人を近く書類送検する方針を固めた。
調べによると、同社の採用担当者らは2002年8月、パソコンの店頭販売員として応募した男性(30)を面接し、職業紹介の許可を受けていないのに人材派遣会社に紹介した疑い。男性は派遣社員として、家電量販店でデル社のパソコンを販売していた。
同署では、同社が02年5月から03年12月にかけ、計約170人を人材派遣会社に紹介したとみている。同社の浜田宏社長は事情聴取に対し、「社会保険料がかさむのでやった。私の責任」と話しているという。
男性が昨年2月、同社に問い合わせて発覚、今年7月、告訴していた。
(読売新聞) - 8月11日11時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050811-00000304-yom-soci