2005年08月10日(水) 18時25分
選挙で国内調整遅れに懸念 政治空白が再編協議直撃(共同通信)
政府が9月中のとりまとめを目指していた在日米軍再編協議の中間報告が、衆院解散・総選挙の影響で10月以降にずれ込むことが確実となった。基地の地元自治体との調整が遅れるためで、政府が目標とする協議の年内決着に影響が出そうだ。
大野功統防衛庁長官は10日の記者会見で「地元の理解を得るためには政治レベルでも頑張らないといけないが、選挙中なので進めにくい」と述べ、総選挙に伴う政治空白により再編協議が停滞するとの見通しを示した。
大野長官は衆院解散後、細田博之官房長官、町村信孝外相との間で、選挙期間中の国内調整「凍結」を確認。外務省を通じて米側にこの方針を伝えることを決めた。
(共同通信) - 8月10日18時25分更新
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