2005年08月08日(月) 07時15分
メール多用、自殺準備装う 自殺サイト舞台の連続殺人(共同通信)
自殺サイトを舞台にした連続殺人事件で、前上博容疑者(36)が、殺害したとされる大阪府豊中市の女性=当時(25)=に「車に目張りを張ります」「夕食は抜いてください」などと繰り返しメールを送っていたことが8日、河内長野署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は、一緒に練炭自殺するための準備を装う具体的な言葉で女性を信用させ、犯行をしやすくしたとみている。
調べでは、前上容疑者は自殺サイトで女性と知り合って「練炭自殺しませんか」と持ち掛け、女性はこれに応じた。犯行直前には「ここが死ぬ場所です」と犯行現場に至る道順を写真で示し、待ち合わせ場所の写真も撮影していた。
さらに「(車に)目張りを張るので、つめを切っておいて下さい」「死ぬので夕食抜いてください」などと指示。信用した女性は「分かりました」「まもなく着きます」などと返答、実際に自分で練炭を持って現場に向かったという。
(共同通信) - 8月8日7時15分更新
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