2005年08月02日(火) 17時25分
催事販売で架空の希望価格 公取委が排除命令(共同通信)
公正取引委員会は2日、催事販売で架空のメーカー希望小売価格を設定、実際の販売価格が安いかのようにチラシに表示していたとして、景品表示法違反(有利誤認)で催事販売業「ビッグイレブン」(宮城県東松島市)に対し、誤認表示を行っていたとの広告を新聞に出すことなどを求める排除命令を出した。
公取委によると、同社はことし1月28日、宮崎県小林市の公共施設で実施する催事販売を宣伝する新聞折り込みチラシで、架空のメーカー希望小売価格を設定、消費者に割安感を与えた。
チラシで希望価格を表示した51品目のうち、架空の希望価格になっていたのは34品目。実際の希望価格を表示した品目の割引率の平均が約74%だったのに対し、この34品目では約89%となっていたという。
(共同通信) - 8月2日17時25分更新
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