2005年08月02日(火) 18時19分
虚偽の求人広告認める 募金集団主宰者、初公判で(共同通信)
難病の子供への支援名目で街頭募金をしていた集団がうその求人広告でアルバイトを雇っていたとして、職業安定法違反(虚偽広告)罪に問われた主宰者の無職横井清一被告(34)の初公判が2日、大阪地裁(鈴嶋晋一裁判官)であり、横井被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は「横井被告は株式投資などに関連して破産を宣告されたため、管財人に把握されない財産をつくろうと計画。特定非営利活動法人(NPO法人)を仮装した募金活動で金銭を得ようとした」と犯行の動機を明らかにした。
起訴状によると、横井被告は昨年10月から11月の間6回にわたり、実際は街頭募金活動をさせる目的なのに、求人情報誌に「ケーキの試食配り」などと虚偽広告を載せアルバイトを募集した。
(共同通信) - 8月2日18時19分更新
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