2005年08月01日(月) 23時25分
<悪質リフォーム>老姉妹の後見人が急死 埼玉・富士見市(毎日新聞)
埼玉県富士見市の認知症の老姉妹が全財産を失った訪問リフォーム問題で、姉妹に代わって財産の管理をする成年後見人に選任された同市顧問弁護士、清水徹氏(66)が先月30日に肺炎で急死した。同市が1日明らかにした。
清水氏は同市の推薦を受け、先月11日付でさいたま家裁川越支部から成年後見人に選任され、姉妹の財産管理権を与えられていた。今後、同支部は「家事審判規則」に従って、市から新たな成年後見人の推薦があれば、選任実務を進めていくことにしている。
浦野清市長は「突然の訃報(ふほう)に驚いている。姉妹の財産管理権は清水氏に委ねられていたが(3日の)葬儀後、家裁や(清水氏が所長を務めていた)法律事務所と相談しながら、(清水氏に代わる)成年後見人を選任するための協議を行っていきたい」と語った。【藤川敏久】
(毎日新聞) - 8月1日23時25分更新
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