2005年07月31日(日) 03時24分
岐阜のJA職員、1億1500万着服「先物取引に」(読売新聞)
岐阜県関市の「めぐみの農業協同組合」(JAめぐみの、伊藤清隆組合長)で、融資を担当していた男性職員(44)が架空融資を繰り返し、総額約1億1500万円を着服していたことが30日、わかった。
職員は、内部調査に対し「金と石油の先物取引に使った」と認め、約3600万円を返済したが約7900万円が焦げ付いており、同農協は今月21日付で懲戒解雇するとともに、刑事告訴を検討している。
同農協によると、職員は上之保支店と津保川支店で、次長として融資を担当していた2002年9月から昨年10月にかけて、両親や弟、取引先の企業の貯金を担保に融資したように装い、計12回にわたり、1回あたり280〜2400万円、総額約1億1500万円を着服したという。
(読売新聞) - 7月31日3時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050730-00000314-yom-soci