2005年07月25日(月) 22時53分
震度情報ネットワーク点検、消防庁が各都道府県に通知(読売新聞)
23日に発生した千葉県北西部を震源とする地震で、東京都の震度情報の伝達が遅れた問題を受け、総務省消防庁は24日、各都道府県に震度情報ネットワークを点検するよう通知した。
市町村に設置されている震度計の観測データは、都道府県を通じて気象庁に送信されることから、通知では、気象庁へのデータ送信にかかる時間などの点検を要請。3分以上要する場合は改善を促す。
気象庁は、都道府県データをもとに地震発生から原則2分以内に震度を防災関係機関などに速報しているが、今回は、「震度5強」を観測した足立区の情報が東京都から届くのに22分かかるなど大幅に遅れた。大量のデータが一度に都の気象サーバーに届いたため、処理能力が追いつかなかったのが原因とみられる。
(読売新聞) - 7月25日22時53分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050725-00000013-yom-soci